今夏の参議院選挙は国民民主党を筆頭に、第三勢力の動向が注目されています。
減税を望む多くの国民は、今後の生活に大きく影響する重要な選挙となるでしょう。
今回の参議院選挙について、正しく理解していただけるよう
4点に絞ってわかりやすく解説します。
これを見ればわかる2025年参議院選挙
前回の衆院選で与党の過半数割れに端を発し、減税論争が連日報道されている昨今、今夏の参議院選挙の動向が非常に注目されております。
今年の7月のイベントなので、詳細情報も少ない中、選挙について調べるのも大変だと思います。
2025年の参議院選挙が気になる方に向け先取りして解説します。
最後までご覧ください。
①そもそも参院選はいつなの?
皆さんニュースで7月に行われると漠然とした情報を見聞きしているかたが多いのではないでしょうか。日程はあらかじめ決まっているのではなく内閣の閣議によって決定されるからです。
日付は内閣の意向次第となります。
前回、前々回も6月の閣議で選挙日が決まりましたので、おそらく6月に選挙日は公示されるでしょう
なぜ7月と言われているのか?
こちらは公職選挙法で改選される議員の任期満了日の30日以内に行われることが決まっているからです。
改選議員の任期満了が7月28日なのですなわち6/28日〜7/27日の間に行われます。
前回が7月10日でしたので今回は7月13日か7月20日あたりに決まるのではないかと考えられます。
公明党が投票率が下がる三連休中日の7/20日に要望と記事が出ておりました
②参議院選の定数は何人なの?
参議院全体の定数は248名
議員の任期は6年、3年ごとに半数が改選される仕組みです。
今回は124名が定数の予定となっています。
選挙区:74名
比例代表:50名
③2025年参議院選の過半数は?
今回選挙を行わない半数の議員と、2025年7月の当選者の合算で125席以上獲得すれば過半数となります。
④2025年参議院選予定の各党議員数は?
今回の選挙は令和7年7月28日任期満了となる議員が対象となります。
下記に各政党の議員数を記載しましたので見ていきましょう。
政党名 | 2022年当選者数 | 令和7年7月28日任期満了 今回の選挙予定 |
自民 | 63 | 54 |
公明 | 13 | 14 |
立憲 | 17 | 22 |
維新 | 12 | 9 |
共産 | 4 | 7 |
国民 | 5 | 6 |
れいわ | 3 | 2 |
社民 | 1 | 1 |
NHK | 1 | 1 |
他 | 1 | 3 |
無所属 | 5 | 5 |
データが最新のものではないのですが与党が144議席前後となります。
今夏の選挙で与党が約20議席ほど減ると過半数割れを起こす可能性が高くなりますので。
野党人気NO1の国民民主と他の第三勢力がどこまで躍進できるかが見所です。
野党3党で、ある程度の政策一致を実現させ、選挙協力していくのか?
それとも野党同士で共食いし合い、与党が守り切るのか非常に注目です。
注、令和7年7月28日任期満了議員数は最新情報でないため、議員数が増減している可能性がございます。
※2022年の当選者の選挙は2028年に行われる予定です。
まとめ
今回の選挙は減税を望む国民の声が勝るのか、与党が過半数を守り切るのか非常に注目されています。
SNSを通じて若者世代にも政策が可視化されてきているので、第三勢力の躍進が予想されます。
ただ野党もバラバラな現状で20議席程を与党から獲得するのも難しいのも現状です。
ただインフレと社会保険料の負担増、増税のスピードが速すぎたため、今まで選挙に行かなかった、若年層も生活が困窮しだしているため、その票が自民党の過半数割れに傾く可能性が高いと思われます。
今後の動向を注視していきたいですね。
コメント