東京の”やばい”心霊スポット「旧小峰トンネル」に潜む恐怖と歴史を調査

古いトンネルの画像 心霊スポット

静かな山間を貫く黒い口。東京都道32号八王子五日市線上に位置する旧小峰トンネル。昭和初期に建設されたこの古びたトンネルは、長い年月を経て新トンネルに役目を譲った後も、ある「何か」が宿る場所として語り継がれている。昼なお暗いその内部には、単なる廃墟以上の闇が潜んでいるという。今回はそこで起こる心霊現象を調査していく。

場所は武蔵五日市駅より数キロ離れたところに位置している。

東京「旧小峰トンネル」血塗られた建設の歴史

小峰トンネルは、八王子と五日市を結ぶ重要な交通路として昭和初期に建設された。当時の技術は原始的で、多くの作業員が過酷な環境の中で汗と涙を流した。山を掘り進める作業は困難を極め、幾度となく起きた落盤事故により多くの命が失われたと伝えられている。

地元の古老は語る。「トンネル工事中、突然の落盤で生き埋めになった作業員たちの叫び声が、何日も山中に響き渡っていた」と。公式記録には残されていない悲劇だが、地域の人々の記憶には鮮明に残っている。その魂たちは今もなお、暗闇の中で安らぎを求めて彷徨っているという。

旧小峰トンネルの写真

東京「旧小峰トンネル」新道開通と廃墟への道

時は流れ、交通量の増加と安全確保のため、新しいトンネルが建設された。古いトンネルは役目を終え、人々の記憶から徐々に薄れていった。

立入禁止となった旧トンネルだが、好奇心旺盛な若者たちや心霊現象を求める人々が、今もなお足を踏み入れる。そして、多くの者が「何か」を体験して帰ってくるのだ。

東京「旧小峰トンネル」で語り継がれる恐怖体験

新小峰トンネル

1. 作業員の幻影

「トンネル内部を進むと、遠くに作業着姿の男性が立っているのが見えた。声をかけようと近づくと、その姿はゆっくりと壁に溶け込むように消えていった」(大学生・男性)

2. 不可解な叫び声

「真夜中、トンネル付近を車で通りかかった時、誰もいないはずのトンネル内から『助けてくれ』という男性の叫び声が聞こえた。慌てて警察に通報したが、捜索しても誰も見つからなかった」(30代・女性)

3. 謎の手形

「肝試しでトンネルに入った時、壁に赤い手形が何十個も付いているのを発見した。恐ろしくなって逃げ出したが、翌日友人と再訪すると、手形は一つも見当たらなかった」(高校生・グループ)

4. 異常な冷気と電子機器の誤作動

「真夏でも中に入ると異様な寒さを感じる。また、満充電だったスマホが突然電源が落ち、カメラは奇妙な光や人影を捉える。トンネルを出るとすべて正常に戻る」(心霊スポット巡りの常連・男性)

東京「旧小峰トンネル」都市伝説から生まれた呪い

旧小峰トンネルには、さまざまな都市伝説が付きまとう。最も有名なのは「三回の訪問」の呪いだ。三度このトンネルを訪れた者には必ず不幸が訪れるという。

「友人と三回このトンネルに行った後、原因不明の体調不良に悩まされ、仕事も失った。医者にも原因がわからないと言われた」(40代・男性)

また、「トンネル内で撮影した写真には必ず何かが写り込む」という言い伝えも。SNSには、トンネル内で撮影された写真に写り込んだ白い人影や、説明のつかない光の軌跡の画像が数多く投稿されている。

東京「旧小峰トンネル」現代の心霊スポット

旧小峰トンネルへの道

現在は立入禁止区域となっている旧小峰トンネルだが、心霊スポット巡りを目的とした若者たちが後を絶たない。地元警察も頭を悩ませているという。

「単なる迷信だと笑う人もいるが、このトンネルには確かに『何か』がいる」と語るのは、30年以上この地域に住む古老だ。「山の神様の怒りを買ったのか、それとも犠牲になった作業員の魂なのか。どちらにせよ、むやみに近づくべきではない場所だ」

旧小峰トンネルの闇は、今日も静かに訪れる者を待ち続けている。あなたが聞こえる足音は、本当にあなた自身のものだろうか?

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